腕枕

セルフ腕枕です。

いい女に腕枕をしているとか、

子供に腕枕をしているとか、

そんなんではありません。

自分で自分に腕枕をして、不覚にも眠ってしまったのです。

夜中に、ふと気がつきます。

お、寝ていたな。

起き上がると、前腕が、ああ、久しぶりの感覚…

ぶらんとしていて、まったく動きません。

関節が関節の役割をしていないというか、前腕がぶらんと、そうぶらんと。

やあ、久しぶり。いつになったら、動くのかな。

少しづつ感覚が戻ってくる感覚が、良いです。

前腕から先が、少しづつ動き始めます。

不快なのかな。や、ちょっと快感。

禁煙について

f:id:pandaplus:20211029164543j:plain

仙丈ケ岳からみたTOP3 2021年10月8日


禁煙について

 突然ですが、禁煙にトライしています。

 思えば、吸い始めたのはハイライトが180円だった頃です。ハイライトから初めて、セブンスター、マイルドセブン(10mg)現メビウス(10mg)。学生時代、変なところにまじめで、20歳になってから煙草の味をおぼえました。酒の席でおぼえて、麻雀で定着です。聴牌即リー、煙草に火を付ける。40年間吸い続ける中で、本数のピークは1日30本くらいでしょうか。最近は、減煙を心掛けてきたので1日15本くらいでした。禁煙の動機付けは、やはり度重なる値上げです。1日10本の節約を試みましたが、なかなか達成出来ません。達成できる時もあるのですが、毎日確実に継続することは出来ませんでした。

 そこで思いついた方法は、”煙草が我慢できなくなるまで煙草を買わない。”というものです。2回失敗しました。どうしても我慢できずに2回、買ってしまいました。でも、失敗はしたものの、何となく禁煙出来そうな、妙な手応えを覚え、何と3回目に成功してしまいました。2021年9月20日に最後の煙草1箱購入、2021年9月21日AM8:00に吸った煙草が最後です。(2021年10月29日現在)もし、失敗したらこのブログでご報告するとして、どうしてここまで禁煙をキープできたかについて、特殊な例かもしれませんが、取り敢えず現段階での私見を述べます。最大の敵、眠気についても、です。

 1.煙草が吸いたくなったら深呼吸をする。(べたですが、一番効果があります。)

 2.ネットで煙草の害を検索して正確な知識を身につける。

2.の結果、ニコチンがいかにやばい物質なのか、理解しました。

 ニコチン性アセチルコリン受容体への作用、やばすぎます。煙草を吸うと、ニコチンは数秒で脳まで到達してニコチン性アセチルコリン受容体にくっつき大量のドーパミンを放出、これが喫煙者が満足する瞬間です。ニコチンはすぐになくなるので30分もすると、また煙草が吸いたくなる。まるで麻薬じゃないですか。それとこのメカニズムに未だに苦しめられています。どういうことかと言いますと、私にとって最大の敵は「眠気」でした。今でこそ、ああ、まだ眠くなるんかい、くらいの制御できる眠気ですが煙草を止めて1週間以内の眠気は、凄まじいです。車を運転していて寝落ちしそうになりました。車の運転中に眠くなることがなかった私は、実家(遠地です。)に帰るときと実家から戻るときは高速道路のの深夜料金が適用される時間帯を狙います。それが今回、本当の睡魔に襲われて危うく寝落ちしそうになり、パーキングに辛うじて退避して事なきを得ました。これは、ニコチンの離脱症状の一つで、本来、人間はアセチルコリンという覚醒物質を体内で作ることができるのですが、ニコチンを長年、煙草によって摂取していると体はアセチルコリンが十分足りていると錯覚して自分自身では作らなくなるのだそうです。なので、煙草を吸わないと、眠気が飛ばない。

 これから禁煙を考えていらっしゃる方には、禁煙外来をおすすめしたいと思います。私は禁煙外来も、ニコチン補助薬も使いませんでしたが、私が経験した恐ろしいほどの眠気を考えると科学的に対処したほうが良いと感じましたし、やはり一人で挑むより、お医者さんに相談出来たら心強い。体質や、ニコチンへの依存度の違いがあるので、一概にすべての人に眠気が大敵とは言い切れません。私には眠気が最大の敵でした。今現在の率直な気持ちとして、愛煙家の皆さんに、愛煙家の皆様の脳を勝手に支配しているニコチンと一日でも早く、決別されることをおすすめ致します。

スターウォーズ エピソード7/フォースの覚醒 感想 勿論ネタバレなし

 スターウォーズ第一作(エピソード4)公開時、高校生でした。

 

 エピソード4公開前、日米同時封切なんて夢のような状況ではなく、公開前から前情報が氾濫していました。ただただ、予告編の当時、信じられないような特撮に魅せられて、田舎で一番大きなスクリーンのある映画館に、友達とチャリンコで見に行ったのを記憶しております。でも、全然面白くなかった。情報過多で、ストーリーを殆ど把握していたからです。それに対して前情報を一切拒否して見たエピソード5は、面白かった。ジョージ・ルーカスがやりたかったのは、単純明快、血わき、肉躍る冒険活劇だったんだな、と自分なりに理解しました。当時、こんな終わり方許されるのか、みたいな批判もありましたが、エピソード6を製作することがわかっていたので、兎に角期待が膨らみました。これだけ期待が膨らむと、その期待に応えられるだけの次作が求められるものです。続くエピソード6は、面白くなかった。

 軽い失望の後に、エピソード1からエピソード3がやってきました。世の中では色々な批判があるのは、存じておりますが、私はこのシリーズを心から敬愛しております。ジョージ・ルーカスはまったくぶれてない。ダース・ベーダー誕生譚を見事に描き切っていると思います。エピソード3のラストでは鳥肌が立ちました。ジョージ・ルーカスは、全9部作を公言していて、次のエピソード7から9までは、彼らの子供たちの物語を描くと。ジョージ・ルーカスがエピソード7以降を諦めたようなニュースを耳にしたときに、最大の失望を味わいました。

 ところが、ルーカスフィルムがディズニーに買収されたおかげ(?)で、エピソード7を観ることが出来たわけです。私はスターウォーズをSFとして見ていません。私の解釈のなかでは、まったくの別物で、それこそ、私が愛する「2001年宇宙の旅」や「ブレードランナー」とは比較の対象でもない訳で、前述の冒険活劇がしっくり来ています。スターウォーズに唯一、SF的な要素があったとすれば、ドロイド対クローンかな。エピソード7の監督が、JJ.エイブラムスに決まったときから、これはやってくれると、確信しておりました。トレッキーには申し訳ありませんが、彼のスタートレックは、私がいままでに見たスタートレック映画のどれよりもはるかに面白かった。

 商業的な背景を深読みしても、映画がつまらないものになるだけだと思うので敢えて私なりの解釈をさせていただきます。ジョージ・ルーカスは時を待っていたのだと。エピソード4からエピソード6までの主人公たちが歳をふるのを。エピソード7は何度も、ニヤッとされられるシーンがあり、目頭が熱くなるシーンがあり、ラストはやっぱり泣けました。エピソード8は、監督が交代するみたいですが、期待がどんどん高まります。おいらが死ぬ前に完結させてくれ!

 May the force be with you.